人生プラスマイナスゼロ。に考えを足してみた。
人生プラスマイナスゼロ
こんにちは僕です。
人生はプラスマイナスゼロ。
僕は人生は良いこと悪ことそれぞれプラスマイナスゼロになると考えて生きています。
悪いことがあった日は、その分良いことがあるはず。悪いことはいつまでも続かない。
良いことがあった日には、良いことに感謝しつつ、悪いことにならないように気を引き締めようなんて考えています。
100のプラスがあったり、2のマイナスがあったり、30のプラスがあったり....
って感じで人生トータルで見ると最終的にはプラスマイナスゼロになるので何事にも一喜一憂しないで生きたいと思っています。
でも、プラスの時間が長く続く場合もあるし、マイナスの時間が長い場合もあり、勝ち逃げもしくは負け続けなんて状態もあるのかななんて。
良い状態がずっと続けば良いのに。
とは言え、どうにもできないのが人生。
どうやったら、良い状態のまま続くのかななんて思いを馳せながら日々過ごしているのですが、今日ちょっと掴んだような気がします。
今日は朝から嫌なことがあり、そんなモヤモヤした思いを持ったまま夕方に。
↑マイナス
夕方、そんな僕を見て暖かく声をかけてくれる人が登場。
↑プラス
その直後、嫌なこと発生。
↑マイナス
今日はマイナスプラスマイナスと結局マイナスで嫌なまま仕事を終えるんだな。
そんな嫌な気持ちで退勤を迎えようとした時。
あるものに心を奪われた。
職員の研修のために作られた一枚のプリント。
使用されているフォント、気の利いたカット、温かみのある文体。
たった一枚のプリントに、作者の人間性が溢れ出していた。
これはすごい。
内容は、1分でも15秒でも時には他の人の仕事を見て自分にフィードバックしようというもの。
単なる研修啓発の内容に心奪われるわけではない。
その人のセンスと人間性に感銘したのだ。
何度も何度も見返し、いつもならすぐゴミ箱にいくプリントを思わず机にしまってしまった。
そんな時、作者が偶然僕の前を通った。
僕は、作者に声をかけずにいられなかった。
今日のプリントは素晴らしかった。フォント、カット、配置にセンスが溢れてる。何より暖かいあなたの人間性がこのプリントに溢れている。と伝えた。
作者は最初、そのプリントで何を褒めることがあるのだろうとぽかんとした様子だったが、僕があまりにも熱心に誉め続けたので、最後は笑顔になり、実はフォントやカットに力を入れているのだと嬉しそうに話してくれた。
そんな作者を見て僕は嬉しくなったし、作者も喜んでくれた。
こ れ だ
衝撃が私の体を走った。
人を褒めるって素晴らしい。
分かったのです。
人を褒める、それは自分も嬉しいし相手も嬉しい。
良いことずくめ。
嫌なことがあった時はもちろん、良い気分の時も人を褒めると嬉しい気持ちに慣れる。
それはそれで改めて気がついたのですが、本題はそこではありません。
徳を積むということ
仏教や道徳のお話ではよく「徳を積む」という話が出てきます。
いいことをすればいつか巡り巡って戻ってくる。
いわば善行の貯金。
僕はハッとしました。
人生はプラスマイナスゼロだと、ただ受け身で生きるしかないと思っていましたが、徳を積むという行動を追加するとどうでしょうか、たとえマイナスが生じてもプラスの貯金があるので、最終的にはプラスに慣れる。
職場の廊下に落ちているゴミをひろう、困っている人を助ける。それぞれが善行。
小さいことから大きいことまで様々な善行はあります。
見返りなんて求めず、できることから少しずつ行っていこうと思います。
でも、人を褒めるってのは善行にもなるし、自分も嬉しくなるし一石二鳥。
素晴らしい行為だなと。
最近は嫌なことばかりあって正直気持ちが参っていたのですが、今日で何かを見つけた気がします。
人生はプラスマイナスゼロだが徳を積むこともできる。
それではまた。