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目が覚めると上唇が尋常じゃなく腫れていた。

      2021/07/04

夜中に目を覚ますと、上唇が腫れていた。

先日、夜中にふと目を覚ましました。

とりあえずトイレに行って、また寝ようと思ったのですが、唇になんだか違和感があります。

上唇の様子が変です。

触ってみると、以上に腫れている。
口の中から舌で触ってみても、いつもの唇ではない。

暗い中でも大体の想像がつくくらいの腫れです。
鏡を見るのが怖かったですが、恐る恐る、夜中の我が家を鏡のある場所まで歩きます。

鏡の前に立って電気をつけたところ、そこにはいつもの私ではない私がいたのです。

上唇はもはや唇ではない。

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そう、私の上唇はもはやタラコと変わらないレベルまで腫れ上がっていたのである。
今だからこそ、自分の唇をタラコだったと言えるのだが、鏡を見た私は、そんなところではなかった。

もう、目の前が真っ暗、血の気がサーッと引く感じでした。

前日に、蚊やハチのいる場所に行ったわけでもなく、いつもの寝床ですから、急に変な虫が湧いているわけでもありません。
何より、かゆみはありませんでしたので、虫などの線はない感じでした。

数日前から、私の身体に蕁麻疹が出たり出なかったりしたので、その線では無いかととっさに考え、とりあえずアレルギーの薬である「アレグラ」を飲んで寝ました。

その時の私は、アレルギーの薬も飲んだし、寝て起きた頃には唇もすっかり戻っているだろうと考えていました。

しかし......

唇はますます腫れ

ドリフ大爆笑などドリフのコントで、いかりや長介の物まねをする時に唇に付ける小道具のよう。
今の若い人はわからないですね。

幸いにも、日曜日、仕事は休みなので今日一日で治せば月曜はなんとかなる。

しかし、夜中に飲んだ「アレグラ」が聞かなかった以上、これは素人の勝手な判断では治らない恐れを感じ、
迷わず病院へ行くことに。

しかし、日曜日。
病院はしまっている。
内科であれば、日曜日に空いている病院は増えてきているが、どう考えても唇の腫れは皮膚科。
内科に行ってもわからないので、月曜日に皮膚科に行ってきてね、で終わるはず。

ダメ元で、ネットに「日曜日、札幌、皮膚科」と調べたところ、空いているところが二件。
さすが札幌、都会です。

藁にもすがる思いで、その皮膚科へ行くことに。

しかし、診察への道のりは遠かった.....

病院へ行くにも、自分の唇を隠さねばならないので、買い置きのマスクを探す。
しかし、こういう時に限ってマスクの在庫は切れている。

そんな時救いの手が。

マスクあるよ。

小学生の子供が自分のマスクを私にくれた。

しかし、そのマスクは子供用だった。

大人が子供用のマスクを付けると、それはもう、滑稽な感じ。

しかし、背に腹はかえられないので子供用マスクをして病院へ。

なんとか病院へ着く。

皮膚科と言えば、病院の色々な科の中でも激混みの科。
平日でも長時間の待ちは必死なのだから、日曜日の午前中に空いているわけはない。
覚悟して、病院のドアを開ける。

しかし、そこには予想に反して少ない患者さん。

こ、これは。

そう思ったのもつかの間、理由がわかる。

受付に記入して、病院外で待っているのであった。

自分が受付を済ませた際に、一時間待ちを宣言されたので、車に戻って一時間待つことに。

ようやく一時間が経ち、病院へ戻る。

もしかして呼ばれていたりして....。

なんて考えは甘かった。

受付の方に戻った旨を伝えると、今日は診察に時間がかかっていて、まだまだかかるとのこと。

ようやく自分の順番が。

戻ってから一時間経ち、ようやく自分の順番に。

最初の受付から既に二時間が経過していた。

しかし、唇の腫れが治るのであれば、待ち時間なんていくらでも構わない。

で、お医者さんに唇を見せると。

医者「何かに当たったりしました?」

私 「特に何も」

医者「本当に当たっていない?」

私 「いえ」

医者「......」

私 「....」

このまま、原因不明といわれると困るので、自分でも考えてみることに。
しかし、当たったり虫に出った記憶はない。
そうだ、ここ数日蕁麻疹が出ていた。
一応言ってみよう。

私 「ここ数日蕁麻疹が..」

医者「それだ」

医者「それはクインケ浮腫だと思います。」

医者「薬を飲めば治ると思いますのでお大事に」

時間にして1分も経たないうちに私の病名は決まりました。
本当にこんな簡単に病名は決まるものかと、半信半疑でしたが、頼れるのは目の前のお医者さんしかいません。

その後、処方された薬局へいき薬を購入。

家に帰ってきてすぐ薬を飲みます。

俺、薬を飲む。

処方された薬は、アレロックOD錠。
調べてみると、抗ヒスタミン薬とのこと。

私が夜中に飲んだアレグラも抗ヒスタミン薬。

しかも、アレグラもアレロックも共に第二世代抗ヒスタミン薬とのこと。

夜中に飲んでも効かなかったのに、あれ、大丈夫かな。

と、思いましたが、更に調べると、アレロックはアレグラよりも強力なようです。

医者を信じて、薬を飲んで待つことに。

お昼に薬を飲み、待つこと数時間。

笑点も終わり時刻は18時。

唇の腫れは、変わらず。

明日は仕事です。

泣きそうです。

しかし、諦めたら試合終了です。

医者の「薬を飲めば治ると思いますのでお大事に」を信じて、薬を飲んで寝ることに。

そして、翌朝!!

恐る恐る鏡を見ると、そこには健康な私に近い私がいました。

前日の腫れた私は、まるで別人でしたが、翌朝の私はいつもの私がちょっと腫れているだけの私でした。

薬は効いたようです。

ただ、完全に腫れを引き去るまでには至っていませんでした。

マスクをしなくても良いギリギリのラインでしたので、マスク無しで職場へ。

いろいろな人に、唇の話をしてみましたが、誰もが特に変化は感じないとのこと。

自分で鏡を見ると、少なからず腫れているのですが、他の人から見るとそうでもないようです。

とりあえず、お医者さんはさすがです。

クインケ浮腫とは

詳しいことは、ウィキペディアにおまかせしますが、サラッとまとめると下記の通り。

・突然皮膚が腫れる病気。
・遺伝性と後天性がある。
・皮膚、気道、消化管にでる。
・のどに出来ると呼吸困難になる場合も。
・薬剤、ストレス、体調不良、アレルギーなどによって引き起こされる。

とのことです。
特に、顔などに出やすいみたいです。

甘く見ると、危険なことになる場合もあるそうなので、ちょっとでもおかしいなと思ったらすぐ病院へ行くことをおすすめします。

追伸

唇が腫れた日の、家族は私を見て一日中大爆笑でした。

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