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アラフォーぼくはじめての手術を受け入院するの巻〜その1

      2020/05/18

アラフォーのぼくに試練が訪れる

こんにちは、僕です。
ここ最近の例に従いまたまたブログの更新がお久しぶりになってしまいました。
書きたい気持ちが最大限盛り上がったり、書きたい気持ちが全く起きなかったり、その連続を繰り返し、結局今日久しぶりの更新。
世の中のブログを辞めていく人と違って僕は書きたいこと山程あるんですけど、なんだかパソコンに向かえない不思議。

さて、本題

ある日、いつものようにお風呂で背中を洗っていて背中というか腰というかそのあたりに差し掛かったとき、なんだかポコっとした感触が。

なんらかの吹き出物でもできたのかなと思いましたが、なんとなく気になったので、鏡を使って詳しく見てみることに。

吹き出物ならば赤くポコっとしているはずですが、色は肌色そのままでポコっと出ています。つまり体の中にしこりができている感じです。

疲れたら体のいち部分がポコっとなることは過去に経験があり、今回も疲れたからできてるのかなとか、いろいろな人が背中に脂肪のしこりが出来た、なんて話を耳にすることがありましたので、今回のぼくもそうなんだろうなと軽く思ってその日は終わりました。

その日から2日立っても3日立っても何ら変わりもなく、体の調子も悪くない、そして脂肪のしこり説を考えてみてもぼくはそんなに太っていないわけで背中にできるのもなんだか違うような。

そうすると何か違う病気なのではないかとだんだんだんだん不安感が高まり、居ても立っても居られない気持ちに。

とりあえず、来週に病院に行こうと決めて仕事に行くものの、不安が最高潮になり仕事も手につかなくなり、不安でいるくらいなら今すぐにでも病院に行こうと思い、有給休暇を取得し病院に行くことに。

これって何科に行けばいいんだ?

病院に行くと決意したものの、何かに行けばよいのだろう。

皮膚だから皮膚科?それとも整形外科?それとも外科?

何科に行けばわからないが、違っていたら違うといってくれるだろう。そう思って職場の近くにあった、外科と整形外科を標榜している病院に行くことに。

この病院は、以前兄が手術入院したことがあり、お見舞いに行った際の病院の雰囲気と先生の対応が素晴らしかったこともあり、なんだかこの病院がいいような気がしていた。

で、午前中に思い立ち、午後から病院に行くことに。

さっそく診察

ガンですねなんて言われたらどうしようとか、こ、これは、やばいですねなんて言われたらどうしようかと心臓バクバクで診察を待つぼく。

で、いよいよ診察が始まり、触診すること数分。

うん、これはおそらく良性の腫瘍だと思います。ただ、置いておくとだんだん大きくなる可能性があるし、悪性に変わる可能性もある。

直ちに取る必要はないけれども、近いうちに取ったほうがいいですねとの診断。

ぼくのイメージでは何らかの検査をして手術するかどうか決めると思っていたので、触診だけで手術を進められたことに驚いた。

で、先生にうちの病院でも手術できるし他の病院でももちろんいいです、でも皮膚科ではなく外科に行くといいですよと言われた。

兄が以前入院していたこともあり、この病院にはいい印象があるのでもちろんこの病院で手術してもらうことに。

ちょうど時期的に年度末年度初めの時期であり、忙しかったが腫瘍が気になって気になってしかたなくなっていたので、年度初めの業務が落ち着いたらすぐ入院手術してもらうことに。

時が経ち入院と手術の日が来る。

年度末年度始めと忙しい日々であっという間に入院日が来る。

今回の手術では、術後1週間は入院する必要があるとのことだった。

手術も初めてだし、入院も初めてのぼく。
手術は怖いが、とりあえず術後の入院期間をどう過ごすかを考える。

持ち物は、病室にテレビはないとのことだったので、過去に使っていたワンセグが見れる古いスマホ、スマホのラジコでラジオは聞けるがラジオがあったほうがいいと判断しポケットラジオ、そして今回の主力iPad、これがあればdマガジンで雑誌が見れるし、キンドルで各種本がみれる、そしてアマゾンプライム・ビデオで映画が見れる、さらにiPhoneと10冊くらいの買ったけど読んでいたかった本を持ち込み、暇なんてないだろうと思うくらいの充実。

で、初日の午後に入院。
医師と軽い問診の上、手術は明日と伝えられる。

手術の不安で眠れないこともあるかもしれないとのことで睡眠薬を処方される。

睡眠薬って人生で初めての体験。

飲んだら急に眠気が襲い気がつくと朝を迎える。
そんなイメージを持っていた睡眠薬。
ドキドキしながら、20時30分ころに飲んでみることに。

スマホでYou Tubeを見ながら眠気が襲ってきたらそのまま寝ようと思っていた。飲んで10分後、まだ眠気は襲ってこない。
20分後、まだ眠気は襲ってこない。
30分後、まだ眠気は襲ってこない。

なんだ、全然眠気なんて襲ってこないじゃん、睡眠薬って言っても弱いやつなんだな。とか思いとりあえず自力で寝てみようと思い、スマホを見るのをやめて目を閉じて数分。気がつくと翌日になっていた。

この睡眠薬、眠気は襲ってこないが、眠ろうと思うと眠気にいざなってくれて、熟睡の上ノンストップで朝を迎えてくれる。
こんな上質な睡眠一体いつ以来だろう?術前の不安なんて一ミリも感じることなく手術日を迎える。

とうとう手術が始まる。

開始時刻は10時、30分前に手術室でいろいろな準備が始まる。

手術室はドラマ白い巨塔で見たまんまのそれ。
ああ、ドラマと一緒なんだななんてちょっと感動。
ちなみに白い巨塔は初代の田宮二郎のやつが好き。

で、いよいよ手術開始。

今回の手術は局所麻酔で行われた。

最初の麻酔を打つ注射だけチクッと軽く痛かったが、麻酔はすぐ効きあっという間に感覚なんて無しに。

その後、では開始しますとの掛け声のあと、例の一言が。

「メス」

おお、本当に「メス」って先生は言うんだなと、なんだか感動。

でも、メスって言うことはとうとう体に切り込みが入る訳で、一瞬不安に。

でも、麻酔が効いているから切られてるのか切られていないのか全くわからない。

なんだかんだ色々やっていくうちに、「見つけた」の一言。

腫瘍が見つかったそうです、で、もし悪性でも問題ないようにすべて取り除きますと伝えられ、そこからはチョキチョキやザクザクなど、なんか聞きたくない音が。

その後は順調に進み、腫瘍も取り終わり、7針縫合。

痛みも気持ち悪さもなくすんなり終了。

現代の医学ってすごい、そして親切丁寧技術の素晴らしい先生だなと実感。

手術後病室に戻って

手術中は麻酔が効いているので痛くないが、麻酔が切れたら痛くなるんだろうな、なんてちょっと不安に思っていたのですが、一時間、二時間、三時間と時間が経っても強い痛みは特になく。

力を入れたり、体の向きや角度によってなんとなく傷口がチクッとするくらいで特に痛みはなかった。

で、手術後初めての就寝。

手術した方の部分を上にして横になったが、就寝中に寝返りを打ったりしたらどうなるんだろう?とか色々考えたが、寝ている自分を制御なんてできるわけないので気にせずに就寝。

睡眠薬は7日分出ており、前日にそのすばらしさを知ってしまったので術後で不安な今晩も飲むことに。

例のごとく目をつぶり、気がつくと翌朝に。

なんとも素敵な睡眠、だがそれとともに薬って怖いと思うように。

ここから7日間の入院生活が始まるのだが、まだ書くことはあるので、とりあえずはこの辺にしてその1は終わります。

その2へ続く。

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