フライパン用のなべぶたを修理した話。
2021/07/04
なべぶたの取っ手の部分を修理した話。
なべぶたの取っ手の部分が壊れてしまいましてね。
取っ手の付け根となべぶたをネジで止めているんですが、経年劣化によってネジ穴が広がってしまって、取っ手が止まらなくなってしまいまして。
なべぶたなんて数百円で買えるんです。
もう、10年くらい使ってるなべぶたなんで減価償却も十分に終わっているんです。
このなべぶたを捨てて新しいのを買えばいい話なんです。
でも、なんとなく修理して使えそうな気もして。
今回の故障の原因は、ネジ穴が広がりすぎてネジより穴が大きくなったのが原因。
ということは、反対側に再度穴をあけてやれば元通りでは?
そう思ったらDIYerの私の心に火が付きました。
このなべぶたの命は俺が救ってやらずにだれが救うんだ!!
私は立ち向かった。
とりあえず、なべぶたに穴をあけてみよう。
最初は、細いネジで穴をあけようと力を入れて回転させてみたんですが、入らない入らない。
というわけで、ネジで少しへこんでいる部分をラジオペンチで強引で穴をあける作戦に。
この作戦は成功し、無事穴は開いた。
だが、戦いは終わりではなかった。
穴をあけてみたのはいいものの、ラジオペンチで強引にあけた穴。
金属のバリがすごい。
バリが多すぎてネジが入っていかない。
かといって、やすりを物置から取り出してくるのもめんどくさい。
バリは強引にラジオペンチで何とか均した。
ネジ穴の部は何とか終了。
しかし次なる落とし穴にはまるのであった。(ネジ穴だけに)
先ほどの部で、何とかネジ穴をあけてネジが通る穴は完成していた。
さっそく、取っ手の取り付けに入る。
取っ手をふたに固定しながらネジを回す。
片側のネジは無事止まった。
しかし次の瞬間落とし穴に突き落とされるのであった。
それは、ネジ穴の間隔が遠すぎて、取っ手のネジ穴となべぶたのネジ穴の位置があっていないのだ。
また、ネジ穴をあけなければいけないのか?
そんな絶望が私を襲う。
しかし、そんなめんどくさいことはもうしたくはない。
既存のネジ穴を強引に広げて対応することに決めた。
取っ手の取り付け
強引にネジ穴も完成したので、取っ手を取り付けた。
なべぶたは湾曲しているので、ネジ穴の方向もなかなか難しい角度だった。
だが何とか取り付けることに成功した。
もともとはすべてがテフロン加工されたピカピカだったなべぶた。
経年劣化により、ハゲハゲになってしまった。
しかし、今日こうして寿命を延ばすことに成功した。
日用品の修理、小さいことだが何とも言えない達成感を得られた今である。
おまけ
今、ブログを書きながらふと思った。
穴を新規に2か所あけなくても、生きていた穴の左側に一つ穴をあければ簡単に終わった話だったのではということ。
物事は最初にじっくり考えてやらないと、時間を無駄にしてしまうことがありますね。