茹でガエルの法則に思わず挑戦してしまったの巻
2021/07/04
水とお湯のギリギリの温度から42度のお湯になるまで湯船に浸かった話
こんにちは。
人は時に、思わぬ戦いに挑まなければならない時があります。
まさにその時が今日でした。
まずは我が家のお風呂事情から
我が家のお風呂は一般的なユニットバスです。
TOTO製で「魔法瓶浴槽」と言われている物。
熱源は追い焚き機能付きの電気温水器です。
電気温水器はチョーフ製の物で、お風呂のお湯張りは20分位、追い焚きは夏場で30分位、冬場で40分強といったところです。
TOTOの魔法瓶浴槽はなかなかの物で、お風呂のお湯は冷めにくいです。
夏場なら、翌朝でもぬるいお風呂としての温度は保っている感じです。
冬場でも、翌朝残り湯が水になっているわけではなく、なんとなくぬるい温度は保っています。
ただしそれは、ちゃんとフタを締めていたらの話。
今日のお風呂は追い焚きのお湯。
残り湯は洗濯に利用しているのですが、洗濯をしない日や、お湯がきれいな日は追い焚きを利用してお風呂を沸かします。
洗濯の話はこちらをどうぞ→洗濯物の生乾きのニオイが酷いので部屋干しトップに助けてもらおうの巻
本日は追い焚き利用の日でした。
お風呂が沸くと、室内の操作盤から「お風呂がわきました」という音声が聞こえるのですが、
テレビなどの音に紛れて聞こえないことがあります。
本日は、お風呂の追い焚きボタンを押してから、50分位経っていたので、聴き逃しただけで当然お風呂が湧いているものだと思ってお風呂に向かった私でした.....
見えない戦いは始まっていた
季節はもう冬。
脱衣所、そして風呂場の中も服を着ていても寒い温度。
しかしそんな寒さも、お湯に浸かってしまえば話は別です。
服を脱ぎ、さっそくお風呂のドアを開けると、そこにはフタが空いたままのお風呂が!!
ここで、なんとなく嫌な予感はしたものの、お風呂は沸いているものだと変に確信し、湯船のお湯をすくい身体を軽く洗い、湯船に浸かります。
なんだかおかしい。
先程すくった湯船の上部のお湯はちょっとぬるいくらいの温度でしたが、湯船の半ばから下はほぼ水。
そうです、水は対流するのです。
熱せられた水は上へ、温度の低い水は下へ。
小学校で習ったことが、走馬灯のように蘇ります。
結局、湯船の上しかお湯ではなかったのです。
湯船をかき混ぜること数回、少しはぬるくなりましたが、限りなく水に近いぬるさ。
こんなのに入っていたら風邪をひく。
湯船から上がればいいじゃん.....
頭のなかではそのように身体へ司令が下る。
しかし、そこには伏線が。
お風呂が寒すぎて、身体に水が付着した状態で上がってしまえば余計寒さが襲ってきます。
10対9で湯船の方がなんとか居られる。
究極の選択です。
それでも、すぐにお風呂はあったまるさ。
そんな軽い気持ちで湯船に残った私であった.....
戦いは持久戦に持ち込まれた
追い焚き機能は、湯船のお湯を温水器に組み上げ、温水器で熱してまた湯船に戻す。
その繰り返しを重ね、暖かくなります。
普段お風呂に入っているときも、自動的に循環し保温してくれるのですが、その時に循環で出て来る温度は熱いです。
しかし、今日の循環で出て来る温度はぬるいのしか出てきません。
5分たっても10分たっても20分たってもぬるいのしか出てきません。
これは、温水器の故障か!?
一瞬そのように思いましたが、故障ではありません。
いつもは、40度近いお湯を循環するので、温水器内で熱々にして戻すことが出来ます。
しかし、今日の湯船のお湯は水に近いお湯なので、温水器内で熱々にしようにも、温度が低すぎて温めることが出来ないのです。
この状況も理科の勉強で習ったような。
自分の身体を使って理科の実験をしている感じです。
戦いの分岐点がやってきた
ぬるいお湯に入ること30分、循環で戻ってくるお湯に変化が現れます。
さっきまではずっとぬるいお湯しか出なかったのに、少し熱さを持ったお湯が出てきます。
とうとう湯船のお湯が、温水器の熱をもらえるほど温度が高くなってきたのです。
いわゆる峠を超えたというやつでしょうか。
そこからは加速度的に温まりが早くなり、10分後にようやくなんとか入れるお風呂のお湯に。
と言っても38度位だと思いますが。
そこから更に待つこと10分、なかなかいつもの42度にはなりませんが、40度くらいのお湯でも10分経てば汗も出てきます。
なんとか湯船から出ることが出来るくらい身体も温まり、お風呂との戦いが終わりました。
結局ぬるいお湯に50分浸かっていました。
私は戦いに勝ったのでしょうか、それとも負けたのでしょうか。
お風呂を上がってから。
お風呂を上がって、20分。
温かいお風呂に入った感覚はまったくないのに、身体からは汗が出てきます。
身体に熱がある感じはないのに、汗が出てきます。
超ぬるいお湯に、長時間入っていると芯から身体は温まるようです。
でも、お風呂に入った気持ちにもならないし、ポカポカ気分もありません。
また、電気温水器のお湯は満タンだったのですが、追い焚きで熱を失い過ぎで、私がお風呂を上がった頃にはお湯が無くなりました。
戦いが終わっての結論
電気温水器の追い焚き機能で、冬に水からお風呂を沸かすのは、ただ寒い思いをするだけ。
絶対やらないほうがいい戦いだと思いました。
皆さんはそんなこと無いことを祈ります。
後日談
風邪まではいかなかったものの、体調不良に。
そしてその二日後に悲劇が。
その様子はこちらです→目が覚めると上唇が尋常じゃなく腫れていた。