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ヨーグルトメーカーを買ったよ~糠床からの新たな旅立ちへ

      2019/03/06

乳酸菌と私

こんにちは、好きな四文字熟語は虚弱体質、胃腸虚弱の僕です。

虚弱体質、胃腸虚弱の私は一年中、簡単にお腹を壊したり、お腹の調子が悪い です。そんな私にとってビオフェルミンは子供のころからの友達です。

お腹の痛みは精神的な部分も影響してきます、だからと言って強い薬を飲んでしまっては、お腹がおかしくなってしまいます。

そんな子供のころに、出会ったのがビオフェルミンでした。

効いているのか効いていないのかわからないマイルドな効能。

だけど、おなかの薬を飲んだという安心感から私のお腹は助けられてきたのです。

ビオフェルミン

ビオフェルミンと言えば乳酸菌、乳酸菌と言えばヨーグルト。

あるときふと考えました、ヨーグルトって乳酸菌でできているから、ビオフェルミンを利用してヨーグルトってできるんじゃないかと。

ただ、当時はインターネットもありませんでしたし、ヨーグルトすら作る方法は知りませんでした。

ただ、漠然と思い描いていた想像でした。

時は経って。

最近は、色々なヨーグルトメーカーが売っています。

飲むヨーグルトが作れたり、甘酒が作れたり、普通のヨーグルトを作るだけではない多機能型になっています。

ヨーグルトメーカーは、牛乳に、種菌として市販のヨーグルトを入れるだけで、簡単にヨーグルトを作ることが出来ます。

牛乳に種菌を入れるだけで簡単にヨーグルトが出来る。

しかも、そのヨーグルトメーカーは三、四千円程度で買うことが出来ます。

子供のころから乳酸菌に親しみ、先日までは糠床との乳酸菌生活をしていた私にとってヨーグルトメーカーは絶対手に入れなければならない必須アイテム。

もう、買うしかありません。

そんなわけで買いました。

別れがあればその後には出会いがある。

糠床生活に続く乳酸器と私の生活は、このヨーグルトメーカとともに始まるのであった。

私が購入したのは、アイリスオーヤマ のKYM-013という商品。

なぜこの商品を購入したかと言えば、これは普通のヨーグルト製作のみならず、飲むヨーグルトが作れる。

飲むヨーグルトを作ることが出来るヨーグルトメーカーは今のところこれしかありません。

そういう飛びぬけた一芸に抜けた商品、家電マニアの私としても選ばないわけにはいきません。

そういう他社に先駆けて気の利いた機能を抜かりなく入れてくる、さすがアイリスオーヤマです。

バブル期のころの家電は、各社がこのような戦いを常に繰り広げていました。そんな時代に育った私ですので、アイリスオーヤマが当時のようにニッチな機能をこれでもかこれでもかと追求してくる姿勢がたまりません。

だけど、そのようなメーカーが現在ではごく少数だと思うと寂しいものがあります。

購入してからひと月が経ち

最初に試したのは、誰もが最初に試す道、そう、R1ヨーグルト。

R1の飲むヨーグルトを買ってきて、それを種菌にして飲むヨーグルトを作ってみました。

するとどうでしょう、当たり前ですがちゃんと完成しました。

しかし、なぜか深い感動を覚えるわけでもなく終了。

次に試したのが、明治ブルガリアヨーグルト。
これを使って、普通のヨーグルトを作ります。

数時間後完成したヨーグルトを食べると、市販の明治ブルガリアヨーグルトとは違う風味。
ベースとなる牛乳に違いがあってそこに差が出るのかもしれません。
私は、自分で作るヨーグルトのほうがコクがあって好きです。

続いて、雪印の牧場の朝を使ってのヨーグルトづくり。

これも当たり前のように、ヨーグルトが出来上がる。
このあたりになると、なんだかヨーグルトづくりに飽きてきて、自分の中で危険信号が。

そんな時、次はどんなヨーグルトを作ろうかとスーパーのヨーグルトコーナーを眺めていたら、一つの商品が目に留まりました。

それは

フジッコのカスピ海ヨーグルト

目に留まったのはフジッコのカスピ海ヨーグルトです。

色々なヨーグルトは多々ありますが、この商品は普通のヨーグルトと一線を画しています。

粘り気があり、トロっとしている。
普通のヨーグルトに飽きた私は、この商品を購入してみました。

とりあえず、種菌を残し、購入したカスピ海ヨーグルトを食べてみます。

するとどうでしょう、普通のヨーグルトとは触感が違います。

なんだかこれは好きな食べ物だ、感覚的に自分に合う食べ物だとの認識。

一口食べて気に入りました。

これだ、このヨーグルトを作ろう。

物事には合う合わないがあります、まさしくカスピ海ヨーグルトこそ私に合うヨーグルトなのでしょう。

カスピ海ヨーグルトとの闘い

カスピ海ヨーグルトの容器を何げなく見ていると気になる文言が。
「本品を種菌として使用されますと菌が弱り上手く出来ない可能性がありますのでお勧めできません」と書いてあります。

これは、最初からこのヨーグルトでは作ることが出来ないという宣言。

本当にできないのであろうか。

何事も挑戦しないで戦いを終えるわけにはいきません、たとえ失敗して牛乳を無駄にしたとしても、戦うしかありません。

今回買ったヨーグルトメーカーには、カスピ海ヨーグルトコースがあります。

専用のコースがあるのであれば、きっとできるはず。

深く考えないで、作ってみます。

牛乳に種菌を入れて所定の時間待ちます。

すると

すると

すると

どうでしょう

なんと、まったく問題なく普通に完成です。

あの注意書きは何だったのでしょう。

完成品ももちろん市販のカスピ海ヨーグルトと同等のものが出来上がります。

初めてカスピ海ヨーグルトを食べてから、すっかり好きになり、今では毎日食べています。

最初に市販のカスピ海ヨーグルトを種菌に使って作ってから、ヨーグルトが出来るたびにそれを種菌にしてまた作るという、無限増殖法を利用しています。

一度ヨーグルトを作ると、次から次へとヨーグルトを作ることが出来ます。
こんなことを続けていてはヨーグルトメーカーがつぶれてしまうのではないか?

一瞬そんなことも考えてしまいました。

でも、世の中の人がヨーグルトメーカーを購入して、皆ヨーグルトを自作するわけなどありません、一部の人がヨーグルトの無限増殖をしようがメーカーにとって微々たるものであり問題ないはずです。

無限増殖についてネットで調べると、いつかは弱ってくるらしいですが、5回連続で作っている今は、特に弱るということはありません。

何回まで作れるかに挑戦していこうと思います。

ビオフェルミンヨーグルトはどうなった?

さて、冒頭部分でビオフェルミンと私の思い出を書くくらいビオフェルミンを匂わせてきた訳ですが、これは伏線でも何でもなくただの思い出。

でも、普通のヨーグルトづくりに飽き始めたときに、ビオフェルミンヨーグルトに挑戦しようと調べてみました。

調べたところ、さすがインターネットの発達した情報化社会です。

いとも簡単に、ビオフェルミンを使ってヨーグルトを作った人のブログにたどり着きました。
ビオフェルミンでヨーグルトを作ることはできるのです。

ビオフェルミンでヨーグルトを作ることが出来る、その情報を見たときに子供のころからの自分の想像通りの結果になったことがうれしかったです。

でも、それと同時に自分でビオフェルミンヨーグルトへの情熱が薄れてしまったのです。自分でゼロから挑戦するから面白いのであって、同じことをなぞるのは面白くない。そう思ってしまいました。

いつもなら、いろいろなことをネットで調べてまねして楽しめるのですが、今回は子供のころから思い続けた思い入れがあるものだけに、誰かの手によって実験が成功していた事実に急に冷めてしまったのです。

錠剤で飲めば効率よく乳酸菌を摂取できる形になっているのに、なぜわざわざまたヨーグルトにしてまで摂取する必要ないしね。

なんて、思うことにして、ビオフェルミンヨーグルトへの思いは終わることに。

今はとにかくカスピ海ヨーグルトが好きですね。
無限増殖が何回まで成功するかが楽しみです。

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