医薬品で粉の龍角散の凄さをもっと知ってほしい。
2021/07/04
のどが超弱い私が、喉の不快感が増して、いよいよ風邪だなと思った時におすすめする薬 それは粉の龍角散だ!!
私は喉がとても弱い。
身体に無理をかけるとすぐ喉に不快感がやってきて、そのまま何もしなければ風邪になる。
そんな喉の状態は以前こちらの記事で紹介していますので省略します。
→のど飴界で最強は「龍角散ののどすっきり飴」だ!!
前回紹介したのは龍角散のどあめ
みなさん、龍角散と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
年配の人に龍角散知っていますか?と聞けば必ず帰ってくる答え、
「ゴホンと言えば龍角散」
龍角散の代名詞とも言えるキャッチコピーです。
株式会社龍角散の長年に渡る広報活動により世に知れ渡っている商品名です。
しかしどうでしょう、40代以下には認知度が低いような気がします。
龍角散と言う名前は知っていても、どんな商品か知る人は少ないと思います。
最近では、龍角散のどあめを大々的に売り出していますので、
龍角散=のどあめ
と考える人が増えていると思います。
龍角散の本丸はそこではない!!
しかしです、龍角散の本丸は決してのど飴ではありません。
龍角散という薬、商品があるのです。
これが龍角散だっ!!
どうですかこのパッケージ。
私は初めて見た時に、これの効果は間違いなしだろうという確信を持ちました。
昔風で無骨な佇まい、これは只者ではありません。
缶の中には龍角散の粉が入っています。
龍角散
それは何かというと、喉のお薬。
医薬品です。
生薬を微粉末にしたものです。
それを水無しで口に含んでじわじわと服用します。
トローチの様なイメージでお試しください。
世の中の喉の薬を分類してみると
・トラネキサム酸を中心とした薬
・ポピドンヨードを中心としたスプレータイプ
・アズレンスルホン酸ナトリウムを中心としたスプレータイプ
・漢方薬(キキョウやカンゾウが成分)
大きく分類すると上の4つです。
・トラネキサム酸は喉の腫れを引いてくれます。
ペラックスなどが有名
・ポピドンヨードの薬
イソジンうがい薬やのどぬーるスプレーなど
・アズレンスルホン酸ナトリウムの薬
よく病院で処方される青いうがい薬です。最近市販薬でも出ています。
・漢方薬
カンゾウやキキョウを主成分として色々なメーカーから出ています。
龍角散は、漢方薬なので漢方の分類に入ります。
上記の分類の中でも、漢方薬は症状を抑えるとともに、元の状態に戻るように促してくれる効果も期待できます。
なぜ龍角散がおすすめなのか
本格的な風邪になる前に、水際で防いでくれるからです。
喉からの風邪の始まりからの流れはこんな感じです。
喉がイガイガする→喉が痛い→喉が腫れる
喉のイガイガの時に治してしまえば風邪になることはありません。
イガイガの状態の時に、以前紹介した龍角散ののどすっきり飴を舐めることによって、大抵は収まっていくのですが、
いよいよもって効果が出ない時があります。
そんな時に、粉の医薬品の龍角散の出番なのです。
龍角散の凄さは、ただ症状を押さえつけるだけではなく、症状が治るように促してくれるのです。
促してくれる薬はなかなかありません。
成分のキキョウ、セネガが気管内の運動を活発にしてくれて体内の自浄作用を高めてくれます。
そして、キョウニンが咳痰を沈める効果を、カンゾウが痛みを和らげる効果を。
症状を押さえつつ、治るように働いてくれるのです。
龍角散の良いところは、トローチのように水無しで口の中で溶かしながら服用しますので、喉に直接働きかけてくれます。
他の漢方薬ではこのような事はありません。
また、龍角散は喉の調子が悪い時に、3~6回服用することが出来ます。
気になったらすぐ使える、これも利点です。
そして何より他の漢方薬に比べて凄いところは、龍角散がコスパに優れているという点です。
他の漢方薬に配合されている成分がしっかり含まれていて、さらに沢山入っている。
ハッキリ言ってお得です。
効果があるのに安い。
これ以上何を望むでしょうか。
喉の弱い私が龍角散と出会うまでは、高い確率で本格的な喉の痛みになっていましたが、龍角散のお陰で水際で症状を抑えることに成功しています。
おまけ
龍角散には3種類の大きさが売っています。
写真は一番大きい90グラム、下は20グラムです。
家では、90グラムの缶を、外では20グラムの缶を。
持ち分けするのがおすすめです。