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自分のとっておきのホットな知識は他人にとって当たり前かも知れないの巻

      2016/06/24

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仕事の関係で出会ったおじさんがいます。

時々、世間話をするのですが、このおじさんは基本的に話が長いのです。
良い人なのは間違いないのですが、話が長いのです。

ただ、話が長いだけならまだ良いのですが、この方は自分の言いたいことを聞く耳を持たず一方的に話してくるのです。
しかも、こちらが話を終わろうとしてなんとかまとめて、歩き出しても、「あ、そうだちょっと!!」なんて言ってまた話が始まるのです。

正直、悪い人ではないので、挨拶や軽い話くらいしたいのですが、ハッキリ言って長時間拘束されてしまうのでどうしようかと考えていたところです。

そんな日々が続いていたのですが、本日また長い話が始まりました。

その中で今日は珍しく私に話を振ってきました。

おじさん「私さんのジムニーの地域名の横のナンバーは何桁ですか?」
わたし 「え、なんでですか?なんかありました?」
おじさん「いいからいいから、何桁さ?」
わたし 「だから、何なんですか?」
おじさん「実はね、私は、何桁かがわかると、その車が新しいか古いかがわかるんだよ。」
おじさん「他の人はわからないと思うけど、私はわかるんだよ。」
わたしの心の中(三桁だと2005年から、二桁だとそれ以前、それは知っている、でもおじさんはこんなに自信があるのだから何かすごい知識があるのだろうな)
わたし 「そんなのわかるんですか、確か3桁です。」
おじさん「その車は最近の車だね、ふふふ」
わたし 「平成16年式ですけど」
おじさん「えっ」
わたし 「えっ」
おじさん「......」
わたしの心の中(このおじさんは、浅い知識しか無いのに語っているんだな。助け舟出してあげよ)
わたし 「中古を購入してナンバー変更して再登録したから三桁なんだと思いますよ」
おじさん「そ、そうだね、再登録ね、ははは」
おじさん「三桁は最近の車で、二桁は古いクルマなのさ、ははは」
わたし 「へぇーそうなんですか」

以上の会話が本日のおじさんとの会話の一部です。
うまく文章にまとめられませんでしたが、何が起きたのかといえば、
1自信満々におじさんは自分の知識を私に披露した。
2しかし、私はそんなこと知っていた。

ここから何を思ったかといえば、このおじさんは良い人だが、
相手は自分の話に対しどう思っているか、どんなことを知りたいのかなど相手の動向を考える事無く
会話をしているのだなと思いました。
だからこそ、日々ダラダラと長話が続くのです。

私はこのおじさんのことをどうこう言うつもりはありません、悪い人ではないし。

人の振り見て我が振り直せという言葉の通り、人を見て自分を省みると今後の自分にプラスです。

今日のおじさんから学んだ事は

 1会話は自分が話したいことだけを話さない。
2相手がどういう受け取りをしているかを確認する(飽きているか、興味があるか)

最大のポイント

自分にとって最高にホットな情報でも、相手にとってはすでに知っていたり興味が無いことも多々ある。
決して自分で盛り上がって周りが見えなくなることが無いようにしたい。

自分はそんなことが無いと思っていますが、思っているだけでやっているかもしれません。
良好なコミュニケーションをとりたいものです。

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