ハイポジ 1986年、二度目の青春。を見たよ。の巻
感動は何気ない時間から。
こんばんは。ぼくです。
随分と久しぶりのブログ更新になりました。
前回いつ書いたかを見たところ、昨年の夏。
今は、11月ですので、一年と3ヶ月くらいぶり。
なんでそんなに間が空いたかといえば、書きたい気持ちにならなかったから。
ただそれだけですね。
僕はブログを職業にしているわけではなくただ趣味で書いているので、書きたいから書く、書きたくないから書かないただそれだけなんです。
毎度の話ですが、書きたいネタはたくさんあるんです、話題には事欠かないです。
そして、書くのも好きなんです。
どっちも好きだから今まで続いている感じ。
でも、この一年は全然書きたいとも思わなかった。
もしかしたら心身ともに忙しくて余裕がなかったのかもしれません。
だが、予想外に書きたい気持ちが生まれた。
今日は、日曜日。
私の日曜日のルーティーンといえば、朝から晩までだらだらして心身に刺激を与えず、しっかり休養。
非生産的な1日を過ごすのです。
刺激がありすぎると、眠れなくなったり疲れすぎて、月曜日をしっかりした体調で迎えられない気がして。
そんな訳で日曜の夕方からブログを書くことも基本しません。
ブログ書くと脳内がものすごく活性化されて、興奮しすぎて眠れなくなることもあるから。
だが。
だが、です。
今の私は書きたいんです。
なぜなら書きたい気持ちでいっぱいだから。
今日見たドラマがとても良かった。
ここまで、本題に触れることなく600字も遠回りしましたがようやく本題です。
「ハイポジ 1986年、二度目の青春。」ってドラマを見たのです。
今日は、朝から心身ともに充実していたので何か映画を見ようとAmazonを検索。
すると、星が満点の作品が。
感想を見ても、皆いいことを書いてある。
あらすじを見ると、タイムスリップ物とある。
私はタイムスリップ物が好きなんです。
これはもう見るしかないでしょ。
ということで、見始めた訳ですが、気がつくとあっという間に全12話を見てしまいました。
見始めてから終わるまで一瞬。
これ以降ネタバレがあるので、ネタバレしたくない人は見ないでね。
ハイポジ 1986年、二度目の青春。
原作は漫画です。
あらすじを一言にすると。
46歳の主人公が精神そのままで16歳の自分に戻って青春をやり直す。お話。
これ以上の詳細は、検索して調べてください。
この主人公は、いわゆる陰キャ。
友達もいないし、スポーツをするわけでもなく、ただ毎日なんとなくに生きてきた人。
その後の人生もずーっとなんとなく生きてきた人。
そんな人だからもちろん女性に声もかけられるわけでもなく、彼女なんていたこともなかった。
高校時代の思い出は何ひとつない。
ただ、隣の席の女性のことはずっと好きで、いつも遠くから見るのが唯一の楽しみで思い出。
そんな人、なんだかんだほとんどなんじゃないかと思います。
高校生の自分なら、皆が充実しているのにそうじゃないのは自分だけなんだと悲観していたけど、大人になっていい年になるとわかるんですよね、そんなに充実したやつなんてほとんどいないんだと。
だけど、若い時ってのは、自分だけダメだって悲観してしまうんですよね。
このドラマは、中身がおっさんで高校生に戻れるのだから、その辺りの酸も甘いも知った上で、ここぞとばかりに勇気を持って今までできないことに挑戦するんです。
挑戦って言っても、起業するわけでもないし、芸能界デビューするわけでもなく、ただ好きだった子に話しかける。
ただそれだけなんですけど、それができないのが青春なんですよね。
特に、昔はSNSもない時代だし、声をかけたり会話をする敷居が今よりもだいぶ高いような気がします。
そして、声をかけるところから始まって、一歩一歩勇気を持って行動に移していく。
その行動によって、好きな子と進展するのはもちろん、友達付き合い、そして家族との関係性まで変わっていく。
そして、さらには思いがけなく女性からもモテるようになる。
幸せってなんだっけなんだっけ。
人生は、一つの勇気、一つの行動から全てが始まる。
動かないことには何も始まらないと言うことが全体を通じて、散りばめられている気がします。
そして、その結果として、幸せとは何か、そして自分はいかに幸せな状況にあるのかと言うことを知るのだと思います。
幸せとは何か。
それは「幸せに気が付ける事が幸せ」なのだと思います。
世の中に幸せの基準というものはありません。
自分が幸せだと思えば幸せなのです。
だけど、人は自分が幸せだと気づかずに、ないもの願いばかりしてしまうのです。
この物語は深い。
80年代にタイムスリップして青春を取り戻すドラマで、これはその時代に学生だった私のような、おっさんホイホイ的なドラマとしてぴったりなんですが、今青春の真っ只中の若者にこそ見てもらいたいドラマだなと思いました。
このドラマでは、勇気と行動、幸せとは何か。ということを教えてくれます。
コメディタッチのタイムスリップ物で、恋愛要素もあり、一見おちゃらけた物語のようですが、とても深く人生の本質をついた大変素晴らしい物語でした。
11話くらいまでは自分の納得するような、期待通りの展開が続いたのですが、最終話の12話はちょっと違いました。
なんか望むような終わりではなく、終わった時には、.........うーん。
となってしまったのですが、終わって数時間経って、この物語の終わりはこれで良かったのだと思うようになりました。
私は、タイムスリップした新しい時間軸の幸せを描いて終わってくれないかなと期待していたのですが、それだけではきっと単純なものすぎて感動は薄い。
だからと言って、タイムスリップしたことによって、元の時間軸に戻ってうまくいくようになる。これもまたありきたりで感動が薄い。
今回の、元の時間軸の結果は変わらない、だが幸せの本質に気がつくことができ、以前の自分なら不幸だと思っていた現実が、実は幸せだと気がつけたこと、そして、新しい時間軸の世界が最後に残されて繋がりを感じさせて物語が終わったこと。
後になってじわじわと、心に沁みる良い終わり方だったなと今では思います。
今後、改めてこのドラマを見ると、また違う視点でより楽しめるのではないかと思います。
まとめ
ここまでダラダラと書いてきましたが、とにかくこのドラマはとても面白かった。最高に面白かった。
1年3ヶ月更新が止まっていたブログを再開できるくらい感動した。
久しぶりに胸が躍るいい時間を過ごせました。
見るか迷っている人、私のブログに興味がる人には絶対のおすすめです。
それでは次回のブログをご期待ください。
さよなら
さよなら
さよなら。