トイレ掃除シートは何を選択するべきか〜花王と大王製紙の熾烈な戦い。
2021/07/04
トイレ掃除の主役はトイレ掃除シートDA.YO.NE
こんばんは、ぼくです。
先日、トイレ掃除がぼくの趣味になるまでの顛末を書いたのですが、趣味といえば道具にこだわりたくなるものです。
で、トイレ掃除道具の主役といえばなんと言ってもトイレ掃除シートでしょう。
現代のトイレ掃除はこれ抜きでは語ることはできません。
トイレ掃除レベルが上がるにつれて。
まず、トイレ掃除の要領をまとめると、便器内をブラシで洗う、便器の外周と床、壁を拭く。これに尽きます。
便器内の洗浄に関しては、洗剤をかけて擦るだけですのでそこまで道具の違いはありません。
しかしどうでしょう、トイレ掃除シートに関してはそのシートが持つレベルの差が如実に現れてしまいます。
トイレ掃除初心者の頃の私は、トイレ掃除シートならなんでも同じだと思い、100均で売っているトイレ掃除シートを使っていました。
でも、薄っぺらいし、毎回2枚以上使わないと満足に拭き終わらないし、なんだか値段は安いけど、掃除するたびに疲れるし、充実感がありません。
しまいには、100均のトイレ掃除シートに満足できず、雑巾まで持ち出して掃除をするしまつ。
雑巾だとしっかりと拭き掃除ができるのですが、不衛生だし手間です。
そんな訳でステップを図ります。
ホームセンターのトイレ掃除コーナーに行ってみると、いろいろなシートが売っています。
ホームセンターのPB商品、有名メーカーの商品。
価格はホームセンターのPB商品が二百円くらい、有名メーカーの商品が三百円くらい。
100均の商品より値段は上がりますが、ぱっと見でもわかるシートの厚さ。
お値段が上がるごとにシートの厚さがupするようです。
普通の人ならばここで有名メーカーの品を買うところですが、そこはPB商品大好きな私です、迷わずPB商品のトイレ掃除シートを購入します。
PB商品のトイレ掃除シート
私が購入したのは、DCMの流せる除菌トイレクリーナー。
100均の商品と比べてたら、十分な厚手。
そして、トイレ全体の掃除にも1枚あれば十分です。
掃除をしてみて十分な感じはあるのですが、なんとなく破けやすいというか、ボロボロになりやすいというか。
注意して掃除していかないと、後半には形がなくなってしまう感じ。
100均に比べ厚手になったのは良いが、脆さも伴っています。
なんだか満足できない感じ。
という気持ちになるということはレベルアップの時間です。
大手メーカーの商品を試すとき。
ホームセンターやドラッグストアを回って気がつくのは、大手メーカーのトイレ掃除シートはもう2社しか出していないということ。
なんだか昔はいろいろなメーカーからいろいろな商品が出ていた気がするのですが、現在は2社だけの模様。
おそらく、強烈な市場競争の上、多くの会社が脱落していき、現在は2社のみ生き残り戦いは収斂したのでしょう。
で、販売されているのは、花王と大王製紙の2社。
とりあえずは花王の商品を使ってみます。
花王 トイレクイックル
花王といえば日本を代表する日用品のメーカーです。
特に、家庭内の洗剤、掃除道具に関しては一番の会社であることに間違いありません。
そんな花王が出す商品ですから、研究に研究が尽くされ間違いないはずです。
シートを広げてみたところです。
とっても厚手でふわふわ感が半端ないです。
花王のホームページにも厚手というキーワードが押し出されています。
PB商品のシートと比べると、厚さは体感1.5倍そしてふわふわ感が全然違います。
そして、掃除をしてみるとこのふわふわ感と厚手によりとても掃除がしやすいです。
わたしは床と壁と便器の外周をシートで拭くのですが、その工程ではシート1枚では使いきれないので、いつも真ん中の切れ目から切り取り半分で使用しています。それで十分です。
だが、良い点ばかりではない。
いくらふわふわ厚手といえども、便器裏のネジに引っかかったり、あまりに強くごしごしすると、シートが破けたりだまになったりします。
しかし、通常の使い方をするのであれば十分な耐久性です。
雑巾で掃除する感覚に近いです。
トイレクイックルが残り少なくなってきたので、大手メーカーの残り一社、大王製紙の商品も試してみます。
大王製紙 キレキラ!トイレクリーナー
大王製紙といえばティッシュペーパーのエリエールでおなじみ。
製紙メーカーですから、トイレ掃除シートは本業と言ったところで実力十分なはずです。
大王製紙のホームページをみると、「丈夫でへこたれない」と書いてあり、シートの丈夫さを強調しています。
花王は厚さが売り、大王製紙は丈夫さが売りのようです。
画像ではうまく伝わりませんが、先ほどの花王の商品と比べて、薄いと感じてしまいます。
ただ、丈夫さは半端なく、ペーパータオルの硬い方くらいの丈夫さがある感じ。
うまく言葉にできないのが歯痒いのですが、ふわふわの花王、しゃかしゃかの大王製紙という感じ。
で、使ってみると。
ふわふわ感がないので、雑巾で拭き取る感覚はありません。
本当に普通の紙で拭いているかのような感覚。
ただ、使っていくうちにシートが程よく柔らかくなり、最後の最後にはふわふわ感が出てきて良い感じになります。
そして、メーカーが謳っているように、丈夫さが半端ないです。
花王のシートだと破けてしまったり、だまになってしまう状態でも、大王製紙のシートなら破けないし、原型をたもっています。
とにかく、強い、破けない。
ただ、花王に比べると硬い。
大王製紙のトイレ掃除シートを使って数日経ってから気付いたのですが、掃除の最後の方に柔らかくなって使いやすくなるなら、掃除の始めにシートを揉んでやったら良いのではないかと。
掃除前に、シートをモミモミすること数回。
するとどうでしょう、ふんわりします。
強度を出すために、相当圧縮しているのかもしれません。
なので、揉んでやると程よいふんわり感。
ただ、ふんわり感とともに強度も落ちているはずです。
どのレベルにするかは、使用者の好みです。
程よい塩梅を見つけるのもトイレ掃除道かもしれません。
ぼくは、モミモミ効果によって程よいふんわり感と丈夫さのいいバランスを見つけたので、花王より大王製紙の商品の方が好みです。
まとめ
トイレ掃除シートは安物を買わずに、大手2社のどちらかの商品を買ったほうがいい。
花王はふわふわ、大王製紙は丈夫。
どちらも素晴らしい商品であり、甲乙付け難い。
最後は、好みとしか言いようがない。
そして、大手メーカーの品は丈夫なので100均などの商品と比べて使用枚数が少なくなる、そして掃除の質も高くなるので、コスパ的には大手メーカーの商品を買ったほうがお得かも。
とにかく一度両方を使ってみるが吉。