なぜブルーシートばかりなのか?
今日、東洋経済の記事で「お花見のブルーシートは、どうして青いのか」というのを読みました。
記事の内容としては、外国の方が、日本の花見を見た時に、なぜ一様に皆青い敷物を敷いているのか疑問に思ったそうです。
そして、その記事の話のまとめとしては、物事に対して常に、なんでやねんと突っ込んで考えると(大阪の会社の社長の話ですので、なんでやねん)、
業務改善、脳の活性化、新商品の開発に繋がるそうです。
確かに、ヒット商品と言われているものや便利グッズなんかは、当たり前と思っているところに別の視点から切り込んだことにより生まれたものですよね。
日本人は、協調性のために人と同じことをすると安心したり、同じことをしないと変な目で見たり、同調圧力が強いですよね。
そんな環境のもと、人と違った意見を言ったり、人と違う行動をとったりするのはなかなか難しいことだと思います。
それなのに、社会人になってからは、人と違う発想を求められたり、さらに、グローバル化が進んできていますから、自分の主義主張をハッキリと行動とともに示さなくてはいけなくなっています。
人と同じにしなければならないと育てられたのに、大人になって急に、違う視点で行動しなければならない、現状の教育と社会が求めるもののミスマッチですよね。
高度経済成長期が求める人材、文句を言わずがむしゃらに働く人。
そんな人材を排出するための、義務教育を含める日本の教育。
グローバル化が進んでいる現在も変わりなく同じ教育がなされていると思います。
学校現場や教員を批判する方も中に入ると思いますが、結局は彼らは公務員なわけで、決められたことしか教えることが出来ないのですよね、
少しでも、基本から外れた事を教えれば大々的に批判されるわけですし、現場は忠実に定めれられた事をやっているのです。
私には子供がいますが、結局そういった現状を鑑みた時に、誰に頼るわけではなく、親が子供に対して、学校教育とは別の道筋も示してあげなければならないのだと思います。