社会人の飲み会での話題について考える。
今日は、同業者の集まりの会の飲み会に参加してきました。
ブロック単位の会でしたので、参加者は私を入れて5人でした。
飲み会なら、パーッとやりたいところだったのですが、パーッとどころかがっかりモヤモヤの気分で帰ってきました。
それはなぜなら、飲み会の会話のほとんどが、仕事の話だったからです。
同業者なので、仕事の話が出るのも良いとは思います。
しかし、はじめから終わりまでほぼ仕事の話。
しかも、仕事の総論ならまだしも、各論、細かいテクニカルな話ばかり。
ハッキリ行って仕事の研修会の延長上です。
せめて、仕事の総論、仕事観や夢や希望を語るならばお酒の席ですから、まだ楽しめます。
今回の飲み会は同業者が集まるからといっても、決してオフィシャルなものではなく、ただの親睦の会でした。
私はこのような会に、時々出なくてはならないのですが、参加者は違えど、結果は毎回ほぼ一緒です。
なぜ、そのような結果になってしまうのか、考察するに選択肢は2つしか無いと思います。
1 仕事が好きだから。
2 仕事以外に話題がないから。
1の人も中にはいます、しかし決してそのような人は多くないと思います。
ほとんどの人は2の仕事以外に話題がないから。だと思います。
採用から時間が経ち、目の前の仕事と家庭を往復する日々が続けば、自然と仕事以外の事が目に入らず、仕事が全てになっていくのです。
同じ業界人、似たような仕事、それが続くと、視野は狭くなり他に興味もなくなり、気づかないうちに思考の硬直化が起こります。
結果、飲み会に行っても自分の仕事の話しか自身を持ってできなくなるのだとおもいます。
私は、決してそうはなりたくないと思い、意識して普段は関わりのない分野の本を読んだり、業界とは関係のない人との交流を持ったり、常に新しい分野の知識を入れようと必死になっています。
そんな風に意識している私でも、時々、思考の硬直化に気づくことがあります。
思考の硬直化=自己成長が止まる
だと思います。
常に自分の視野を広げようと意識して行動することが大切だと思います。
ちなみに、硬直化した人たちと飲んだ時に、自分から様々な話を提供すれば良いじゃないか?と言う声もあるかと思います。
確かに、そうです。
しかしです、そのような硬直化した人たちに、新たな話題を提供したところで、視野が狭くなっているので、大した興味も関心も持ってもらえないのです。
暖簾に腕押しですね。
世の中に無駄なものはなにもないといいますが、このような飲み会は得られるものは殆ど無いので、人間関係の構築という側面のみ生かしていくしか無いですね。