ジムニーjb23 トランク下のサビで穴が空いたよ。
2021/07/04
ジムニーに穴が空いた
以前乗っていた、平成12年式のJB23の3型ワイルドウインドは、14年落ちで購入した時点でサビがとてもひどかったです。
外見はサビなど見つけられず綺麗なボディだったのですが、下回りとトランクルームはいたるところが錆びていました。
まず、ジムニーのラダーフレームにも多数のサビが有り、フレームが腐食しているところが多々あり、運転していてもなんとなくギシギシと音がなるほどでした。
運転席下辺りの、ラダーフレームに車のボディーが乗っかる部分などは、腐食で、めり込んでいる始末でした。
車体が潰れたフレームにめり込んでいる感じです。
車検が2年残っていたので、その期間が過ぎたら廃車するしか無いなと思いながら乗っている日々でした。
シャシーブラックやアンダーコートを塗ったところで、進んでしまったサビが消えるわけではありませんでしたが、錆びた姿など見たくありませんでしたので、サビを見つけてはシュッシュしていました。
軽い気持ちで...
ある時、ふとジムニーのバックドアを開け、備え付けのジャッキなどが入っている部分(トランク部分)を見たのです。
そうしたらなんと、サビだらけ、しかも触ってみると明らかに腐食している感じ。
この周辺一帯がさびているのではないかと思い、後部座席を跳ね上げて見ると、やはり嫌な予感は的中。
腐食でいっぱいになっていました、錆びているけど、なんとか穴にはならずとどまっている感じ。
恐る恐る、その腐食部分を触ってみると、ズボ((((;゜Д゜)))
指が貫通してしまったのです、地面さんこんにちは(´▽`*)アハハ
いやいや笑えません(ノД`)シクシク
後部座席に子供を乗せて走らせていたこともあったので、急に不安になりました((;゚Д゚)
車に乗っていて振動で座席が抜け落ちるなんて想像したら怖くて怖くて。
でも、よくよく構造を見てみると、まだ形を保っているフレームの上に椅子が乗っかっているので、とりあえず落ちることはなさそうです。
とりあえず応急処置
でも、穴が開いているので、雨が降った日には車内がびしょ濡れになること間違い無し。
これはまずいと思い何か応急処置を考えよう、と、思いついたのが「アルミテープ」をはろうということ。
応急処置はアルミテープ。
でも、のりしろがないほど周りはサビだらけ。
テープをくっつける場所を見るけるのが難しい。
車内側と、車の下側からでテープをサンドイッチする形でなんとか貼り付けることに成功。
だが、のりしろが少ないので、時間の問題で剥がれることは予想されました。
貼って、数日走ってみましたが、やはりいつまでもこのまま走らすわけには行かない。
なんとかしないと
プロに依頼するととてもお金がかかるイメージがありましたので、自分なりに色々研究。
調べてみると、クイックスチールなる固まると鉄のように固くなる粘土を発見。
のりしろに、目の細かいアミをのせて穴を覆い、そこをクイックスチールで埋めようという作戦を立てたり、
同様に、FRPで埋めてみようと考えたりして、ホームセンターに行き色々物色の上検討しました。
しかし、修復の自身があるわけでも、必ずうまく行く確信も無いので、その話は頓挫。
一応プロに聞いてみよう。
そう思い、購入店へ、出費を覚悟で修理を依頼することに。
そうしたところ、買ってまだ日が浅かったこともあり、無償で錆びている一体を修理してくれることに。
補修方法は、FRPでの修理とのこと。
写真はありませんが、修理が終わると、錆びていた一体は大幅に削られて、穴が空いた部分をFRPで補修されていました。
バッチリのカチコチに綺麗に仕上がっていました。
もちろん手で重さをかけても、びくともしません。
やはり、正解はFRPでした。
無償で修理をしてくれるなんてとても良い販売店だと思ったのですが、考えてみればこんなひどい車を売りつけたわけで。
良いような悪いような。
話のまとめとしては
ジムニーJB23のトランク部分と後部座席の下はとても錆びやすい!!
なぜなら、その部分は、燃料タンクの上に当たるわけで、防錆材が塗りにくい場所で、更に塩カルなどの汚れが洗い落とされずに長期間滞在してしまう場所なんです。
ジムニーの中古を購入する際は、燃料タンクの上、後部座席下、トランクルームをしっかりチェックして購入してください。
一見錆びていないようでも、ノックしてみると錆びている場合はよくわかると思います。
ジムニーはラダーフレームにサビさえなければ、ずっと乗っていける車だと思います。
中古車購入の際は、フレームのサビのチェックをしっかりして、わたしのようにならないでください。
わたしは、その後、錆びたワイルドウインドを廃車にして、現在のランドベンチャーに乗り換えました。
乗り換えの際の第一条件が、「錆びていないジムニー」だったのは言うまでもありません。
ちなみに、現在の愛車ランドベンチャーは、軽微なサビしか無く、ほぼピカピカです。
ジムニーのサビを軽く見ると、のちのちこのようなトラブルにお金がかかるので、サビだけはしっかりチェックする必要があります。
部品は交換すればよいが、サビだけはなかなか抜本的解決が難しいですからね。
アルミテープと言えばこんな記事もどうぞ→ジムニーJB23にアルミテープチューニングをしてみた。ダイソーアルミテープ使用。